春の七草のひとつ 母子草
春からいまごろまで野や庭先に見かける花ですね。
その名の由来は母と子の形の人形からとか?
昔はヨモギではなくハハコグサがお餅に
いれられていたらしいです。
その花の名前から思い浮かべるのは母と娘の関係。
女性がなんとなく生きにくい、恋がうまくいかない、
結婚生活も、これといった理由がよくわからないまま
なんとなくうまくいかない・・・というような場合、
母親との関係に複雑に絡み合った感情があることがあります。
母と娘の関係は、娘の方に心の葛藤が強く出ることがあり、
母親はそれでも、自分の娘に良かれと思って言ったりしたり
していることがあります。
「毒親」とか、最近ではそんなふうに言われることもありますが、
好んで毒親になる人はいません。
母もまた、その母の娘であり、その母娘の関係に
葛藤があったのかもしれません。
もしも、あなたが悩まれていることで、
お母様との心の葛藤を抱えておられるなら
ご自分のなかに深くしみとおっているお母様の言葉を、
頭の中から体の外に、箒で吐き出すような感じで、
掃き出してしまってください。
親子でも感じ方や考え方には違いがあり、
生き方の価値観も違っていることが多いのです。
あなた自身がほんとうはどう感じていたか、
どんな思いを抱いていたか、振り返ってみてください。
娘が自分の人生を生きるためには、
母の思いを断ち切ることが必要な場があります。