離婚後、復縁の成功確率は何割?復縁できる夫婦の特徴と復縁の可能性

離婚した夫婦の復縁率は?

離婚した夫婦の復縁率に関する正式なデータはありませんが、厚生労働省が実施した婚姻に関するデータでは、離婚同士の再婚率は全体の10%となっています。

ただし、この割合は全員がもう一度同じパートナーと再婚したというわけではありません。

以前のパートナーとは異なる、離婚歴のある相手と再婚した方も含まれています。

つまり、元パートナーと再び結婚する確率はかなり低いと言ってもいいでしょう。

それほど、元夫婦が復縁するのは非常に難しいということです。

しかし、「難しいから諦めるしかない」とネガティブになる必要はありませんよ。

この復縁率には、元パートナーと再び関係を取り戻した方もいらっしゃいます。

大切なのは、別れた原因をしっかりと自分で探し出すこと、そして他の夫婦がどのように復縁したのかを知ることです。

離婚後、復縁を考えたきっかけ

離婚後、他の夫婦はどのようなきっかけで復縁を考えたのか気になりますよね。

きっかけは夫婦によって違いますが、離婚後に復縁を考えたきっかけ5つをここでご紹介します。

(1)相手と離れて暮らすことが寂しいと感じたから

いかに自分にとって大切な存在だったのか、離れてから改めて感じる方は多いでしょう。

実際に、相手と離れて暮らすことが寂しいと感じたからというきっかけで、元パートナーと復縁を望む方もたくさんいます。

別れる前は当たり前のように存在していたパートナーでも、いつも一緒で厄介者扱いしていたとしても、いざ離れてみるとどれだけ自分にとって大きな存在だったのか自覚するケースは多いようです。

これまで自分を支えてくれた人を失ってからこそ、相手の存在の大きさを感じることができます。

その寂しさに耐えられなくなり、復縁を望むのでしょう。

(2)経済的に苦しいと感じたから

離婚をすると、寂しさという精神的なダメージだけでなく、生活という経済面へのダメージも受けることがあります。

特に、パートナーの収入が生活の基盤になっていた場合、別れたことで経済的な苦しさを感じることになるでしょう。

経済面における苦しさは、すぐにどうにかできるものではありません。

「やっぱり離婚しなければ良かった」「復縁できるならしたい」という気持ちが大きくなり、経済面の苦しさがきっかけで復縁を考える方も多いようです。

先が見えない生活を続けるよりも、パートナーとお財布を共有したり、共に生活したりすることで不安を解消したい気持ちが大きくなります。

(3)子供と一緒に暮らしたかったから

夫婦の間に子供がいる場合は、離婚する際にどちらが親権を持つのか決めたはずです。

親権を持つ親が責任を持って子供を育てることになりますが、親権を持たない親は離婚後に子供と頻繁に会えるわけではありません。

場合と状況によっては、離婚をしてからずっと子供と会えない方もいます。

親権者でない人にとって子供と会えない期間が長くなるのはとても辛いことであり、子供の成長を見届けることができない罪悪感に苛まれるでしょう。

子供と一緒に暮らしたいという気持ちが強くなり、それがきっかけで復縁を考えるケースもあります。

(4)自分の過ちを反省したから

パートナーとの大ゲンカで離婚してしまったり、気持ちの整理ができないまま別れてしまったりする方もいるはず。

離婚後に改めて振り返り、どれだけ自分が悪かったのかという自分の過ちを反省したことがきっかけで復縁を考えることもあります。

仕事と家のことを両立させる大変さなど、パートナーが行っていた生活の苦労を知り、自分の非を改めた方も多いようです。

相手の立場になって考えることは、改めて夫婦関係をやり直すための大切なきっかけとなります。

離婚をしてからは1人の時間が増えたと思うので、これまでの自分の行いを振り返ってみると良いかもしれませんね。

離婚の原因が解消されたから

別れたパートナーと再び関係を築き上げるためには、離婚の原因を解消することが大切です。

復縁を考えるきっかけは人によってさまざまですが、離婚の原因が解消されたから夫婦の間に問題がなくなり、一緒に生活を共にしたいと思えるようになったというケースもあります。

たとえば、パートナーが仕事に就いていなかったり、ギャンブル中毒になっていたりする場合、それらの問題をしっかりと解消すれば再婚を考える可能性が高くなります。

復縁の可能性を上げるためには、なぜ離婚したのか、その原因を明確にすることが第一です。

つまり、原因がわからないままだったり、原因がまだ解消されていなかったりすると、いつまで経っても復縁の可能性は低いままということです。

離婚した夫婦が復縁するまでに要する時間はどれくらい?

では、離婚した夫婦が復縁するまでの期間はどのくらいかかるのでしょうか。

復縁は普通の恋愛よりも難しいと言われていますが、焦らずにゆっくりと関係を育むことが大切ですよ。

再婚禁止期間が過ぎるまで

実は、婚姻関係を結んだ伴侶と離婚してから復縁するまでには、法的な制約があります。

法律上、女性は離婚した日から換算して100日を過ぎなければ再婚できないとされているのです。

これを再婚禁止期間と言います。

なぜ再婚禁止期間が定められているかというと、離婚後に女性が妊娠した場合、誰の子かわからなくなるというトラブルを未然に防ぐためです。

元旦那の子か、それとも違う男性の子なのかハッキリさせるためにも、離婚をした日から100日以内は再婚してはいけないと法律で決められています。

離婚直後のほとぼりが冷めるまで

離婚直後は気持ちがこんがらがっていたり、ヒートアップしていたり、結婚生活に懲り懲りという気持ちが大きかったりすることもあるでしょう。

とりあえず、お互いの気持ちが落ち着くまで、それぞれの時間を過ごした方が1番です。

特に、離婚でストレスや負担がかかってしまっている状態では、冷静な判断ができません。

まずは頭を冷やすクールダウン期間を設けた方が良いでしょう。

たとえ、自分の中で復縁したい想いが強まっていたとしても、相手の状況や気持ちを考慮する必要があります。

復縁可能性が高い離婚夫婦の特徴

復縁を成功させている夫婦には、さまざまな特徴があります。

どうすれば別れたパートナーと再婚できるのか頭を悩ませる前に、復縁の可能性が高い離婚夫婦の特徴について見ていきましょう。

一時の感情に任せて離婚してしまった

一時的な感情に任せて離婚をしてしまった夫婦は、復縁の可能性が非常に高めです。

気持ちの整理ができないまま離婚したことになるため、心を落ち着かせた後に離婚したことを後悔したというケースがよくあります。

離婚した後に一旦気持ちを落ち着かせることで、自分の心と向き合い、復縁の気持ちが残っているかどうかを確かめられるでしょう。

離婚条件を守っている

離婚条件をしっかりと守っていることも、復縁可能性が高い夫婦の特徴です。

子供と会う頻度は月に1回だけ、生活費を入れるなど、離婚時に夫婦間で取り決めたことをしっかりと厳守することは、夫婦関係の再構築へと繋がります。

何よりもパートナーの信頼を獲得できるようになるので、再建へ近づく大きな一歩になるでしょう。

子供を大切にしている

子供をきっかけに再婚を考えるケースもよくあるので、子供を大切にしていることも特徴の1つです。

片方だけではなく夫婦ともに子供を大切にしていると、お互いに子供のことについて頻繁に連絡を取り合う機会にも恵まれるでしょう。

特に、子供が両親の復縁を望んでいる場合は、復縁の可能性がぐんっと高まるようです。

離婚の原因を改善しようとしている

関係修復ができる夫婦は、離婚の原因を改善しようとしている傾向があります。

離婚の原因が把握できていれば、後はその原因をどうすれば改善できるのか、自分の中で模索するだけです。

たとえ、離婚の原因が片方にあったとしても、お互いに歩み寄る姿勢が必要となります。

一緒に離婚の原因を改善しようとする意識が、再び2人の関係を構築するポイントです。

離婚後も相手と良好な関係を保てている

離婚後も相手と良好な関係を保てている夫婦は、復縁しやすいと言われています。

離婚し生活がバラバラになってからは、自分の生活でいっぱいだったり、気持ちが整理しきれなかったりするなど、相手を構う余裕がなくなるでしょう。

自分の気持ちが整理できた状態で構いませんので、他人という関係になったとしても、定期的に連絡を取り合うなど良好な関係を築いていた方が関係が修復しやすくなります。

一人でいるのが苦手

1人でいるのが苦手な夫婦は、お互いに連絡を取り合おうとするので関係修復しやすくなるでしょう。

いつも一緒にいた相手ですから、離婚後は1人の時間に慣れず、寂しさを強く感じるはず。

お互いに寂しい気持ちが募ると、連絡を取ったり直接会って話をしたりする機会も増えるでしょう。

特に、両方とも1人でいるのが苦手なタイプほど、関係が再び縮まりやすくなります。

自分だけの力でお金を稼ぐことに不安がある

自分だけの力でお金を稼ぐことに不安がある場合も、関係修復に繋がる要素です。

夫婦で生活していた時は、毎日不便を感じずに生活できていたとしても、1人になるとすべてを自分で賄っていかなければなりません。

特に、これまで専業主婦だった人であるほど、仕事を始めるまで一苦労ですし、子供を育てながら仕事をするのも大変です。

【離婚方法別】別れた後の復縁の可能性は?

別れた後の夫婦の復縁は難しいと言いましたが、離婚方法によってさらに難易度が上がったり、復縁が難しくなったりする可能性もあります。

ここでは、協議離婚・調停離婚・裁判離婚という3つの離婚パターンに分けた復縁の可能性をチェックしていきましょう。

まずは、「協議離婚」です。

協議離婚はこの3つの離婚パターンの中でも復縁の可能性が1番高いと言われています。

話し合いを進めながらお互いの意見・要望などを聞き、納得できる条件で離婚する方法です。

いかに、相手の意見を聞き入れ、自分の意見もしっかりと伝えられるかどうかがカギになるでしょう。

しっかりと2人で話し合い、離婚協議を行ったパターンであれば、スムーズに関係修復できます。

しかし、話し合いがうまくいかず、言い争いになったり喧嘩腰になったりすると、関係修復も難しいようです。

できれば、後のことも踏まえ、弁護士を入れて協議を進めた方が良いでしょう。

続いて、「調停離婚」も復縁の可能性が高い離婚方法です。

協議離婚が難しい場合に、家庭裁判所の調停委員が間に入り、話し合いを進めるほ方法が調停離婚となります。

調停委員が中立を保ちながら夫婦の間に入ってくれるので、衝突することも少なくなるでしょう。

そして、最後の「裁判離婚」は、復縁の可能性が最も低い離婚方法です。

調停離婚でさえもお互いの意見が衝突し、不成立だった場合に裁判で争う形になります。

基本的に、離婚裁判となると、自分にとって有利な離婚条件を相手に認めさせることが優先されるので、関係修復が難しくなるでしょう。

自分の離婚原因を改善する

相手との離婚率を高めるために、1番大切なのは自分の離婚原因を改善することです。

すでに離婚原因がわかっている場合は、どうすればその原因を解消できるのか、自分の中で改善すべきことは何なのかなど、しっかりと考えてください。

まだ離婚原因がわからない場合は、夫婦として生活していた時に相手に対して自分がどのように振る舞っていたのか、日々の生活で取っていた態度や振る舞いなど、振り返りが必要になります。

どうしても自分で考えて離婚原因が突き止められない時には、夫婦として交流があった知人や友人に相談したり、話を聞いてもらったりしましょう。

第三者に話を打ち明けるだけで、自分ではわからなかった改善点が見えてくるようになります。

また、勇気を出して、元パートナーがどこに離婚原因があると考えているのか尋ねてみるのもいいでしょう。

たとえ、自分にとって辛い結婚生活であったとしても、相手と過ごした日々を振り返り、離婚原因を明らかにすることが大切です。

相手の生活や感情の変化を受け入れる

相手の生活や感情の変化を受け入れることも、復縁率を高めるための大切なポイントです。

離婚してからお互いに別々の道を歩んでいるわけですから、元パートナーの生活や気持ちに変化が訪れるのは当たり前のこと。

「結婚していた時と全然違う」「私が知っている相手ではなくなった」と少し寂しさを感じるかもしれませんが、その変化も相手の一部だと広い心で受け入れていきましょう。

たとえ、自分が知らない一面であったとしても、あなたがしっかりと受け止める姿勢を保てれば、相手もあなたの新しい一面を快く受け入れるようになります。

自分の生活や感情の変化を相手が受け入れてくれると、「信用してくれている」と安心するはずです。

そこから再び新しい関係が構築でき、以前よりも良好な関係が保てるでしょう。

また、受け入れようとする姿勢から、離婚原因を改めたあなた自身を相手はしっかりと見てくれるようになりますよ。

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