一度別れたら、もう元に戻るのは難しい？
いえいえ、別れた後に復縁し、そこから一気に結婚に向かう人もいるんです。
復縁はある意味、大きくステップアップするチャンスとも言えます。
ここでは、復縁後の結婚は本当に可能なのか、復縁後に結婚するカップルの特徴とそのエピソード、そして実際に結婚する確率についてお伝えします。
目次
復縁からの結婚は離婚率が低い？
年々上がっていると言われる離婚率ですが、実は一度別れてから復縁を遂げて結婚したカップルの離婚率は、そうではないカップルの半分程度しかないと言われています。
一般的に、結婚したカップルが離婚する理由は性格の不一致や「こんなはずじゃなかった」というギャップが多いですが、
復縁から結婚したカップルに関しては、嫌なことがあって一度別れたものの、お互いにそれを乗り越えて復縁に至っているため、結婚後の違和感やトラブルが少なく、離婚しにくいと言えるでしょう。
別れてしまった相手と結婚できるのはなぜ？
嫌だと思って別れたはずなのになぜ結婚できるのか？と不思議に思うかもしれませんが、大切なものは失って初めて気づくことが多いものです。
別れを経験したカップルは、一緒にいる時には気づくことができなかった相手の素晴らしさを再確認しています。
また、一度冷静にお互いを見つめる機会を持っているため、一時的な感情で復縁を決めたわけではないということも関係しています。
別れを経験してもなお復縁したいと思った相手なら、一生添い遂げようと考えるというのは納得です。
復縁までの期間は？どちらから切り出す？
復縁経験者に質問すると、別れてから復縁するまでの期間は1ヶ月以上3ヶ月未満だった、というカップルの割合が最も高くなっています。
これは適度な冷却期間を置くことで、お互いがお互いを必要としていることや、自分の悪かった点などを反省し、改善することができた結果でしょう。
また、復縁経験者の7割程度が1年以内には復縁を遂げているようです。
復縁のきっかけに関しては、どちらかというと男性からのアプローチ率が高く、そのきっかけになるのがメールやLINEなどのSNS、という声が多くあります。
電話よりも手軽に連絡でき、電話と違って都合のいいタイミングで返事をすることができるSNSは、ある種復縁のキューピット役といってもいいかもしれません。
復縁結婚するカップルの「きっかけ」
ではここからは、復縁結婚するカップルはどういうきっかけで再会し、復縁につながっていったのかについてご紹介します。
よくあるきっかけパターンを6つ、ピックアップしていきます。
（１）共通の友人の結婚式で再会した
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその1は共通の友人の結婚式で再会したです。
他人の幸せを見て「自分だって」と奮起したり、寂しさに涙したりすることもあります。
そんな場所で、元カレ元カノと再会すれば、やはり気になりますよね。
盛りあがっていて、話しかけやすいのも事実です。
加えて、お互いドレスアップして見違える状態になっているのですから、胸が高鳴りやすいんです。
（２）友人が仲を取り持ってくれた
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその2は友人がキューピットになって間を取り持ってくれたです。
2人の姿を微笑ましく見ていた友人だっているはずです。
未練が残っている話をどちらか、またはそれぞれからちらりと聞いたりすれば、何とかして元さやに戻ってほしいと思うこともあります。
友人だからこそタイミングをつかむのが上手なので、素晴らしいキューピットになってくれるということがあるんです。
（３）付き合っていた時の行きつけのお店で偶然再会した
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその3は付き合っていたころによく行っていたお店でばったり会ってしまったです。
まさかと思う気持ちもある反面、ここに来たら会えるかもという気持ちもあると、気安さから声をかけてしまいますよね。
行きつけのバーなどであれば、スタッフも2人を知っていて話がはずみます。
まるで昔に戻ったような時間を過ごしたことがきっかけで復縁、もよくあります。
（４）誕生日にお祝いメッセージをくれた
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその4は誕生日にお祝いの連絡をしてきてくれたです。
何となく疎遠になっていても、誕生日などのお祝いの連絡はしやすいものです。
連絡をもらうと、「覚えていてくれたんだ」とうれしくなることもありますよね。
長く付き合っていたカップルほど、一気に思い出がよみがえってきて、また会いたいな、また楽しく過ごしたいな、と思う気持ちも湧いてくることが多いようです。
（５）次に付き合っていた人と別れたため
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその5は次に付き合っていた人と別れたためです。
恋人と別れると、心にぽっかりと穴が開いて、急に寂しい気分になります。
そんな時に、以前付き合っていた相手に会うと、人恋しさと、お互いを知っている気安さからちょっと話したいな、と思うこともあります。
別の人と付き合ったからこそ、改めて元カレ元カノのいいところに気づくことも多いようです。
（６）30代に突入し、結婚を真剣に考えるようになった
復縁結婚したカップルの復縁のきっかけあるあるその6は30代に突入し、結婚を真剣に考えるようになったことです。
そろそろ結婚を、という年齢になった時に、今からまた知らない誰かとお付き合いをし、時間をかけて関係を築いて、というのは正直気が遠くなることもあるでしょう。
そもそも出会えるかどうかもわかりません。
そんな時に思い出すのは、お互いのことをすでによく知っている元カレ元カノなのです。
復縁後、結婚しても上手くいくカップルの特徴
復縁して結婚したカップルがすべて順調とは限りませんが、長く続くカップルに関してはいくつか特徴があるようです。
これを知っておくと、自分がうまくいきそうかどうかがわかりやすいですね。
（１）別れた原因が改善されている
うまくいくカップルの特徴その1は別れた原因が改善されているです。
「これ以上一緒にいられない！」と思うほど決定的な原因があったからこそ、別れることになったはずです。
その原因となったことが自分や相手の努力によって改善されているならば、一緒にいられない理由がすでになくなっているため、トラブルなく長く一緒にいやすくなります。
通常のカップルあれば、結婚してから「あれが嫌、これが嫌」ということが出てくるものですが、復縁カップルは大きなものがすでに解消されており、「このぐらいは許せる」ということが多くなるんです。
（２）お互いに自分の悪い部分を素直に認められる
うまくいくカップルの特徴その2はお互いに自分の悪い部分を素直に認められるです。
「あなたが悪い」「違う、おまえが悪い」とやり合って収拾がつかなくなると、それは別れに直結します。
実際それが原因で別れて、それでも復縁した人もいるかもしれません。
そういう復縁カップルは、自分や相手を冷静に見ることができるようになっているからこそ、悪いところは素直に認められるようになっています。
相手ばかりが悪いと言わず、きちんとお互いに反省し、改善しようと努力することができるため、幸せな結婚生活が長続きしやすいようです。
（３）相手の短所を許容できる
うまくいくカップルの特徴その3は相手の短所を許容できるです。
長く一緒にいると、最初は見えていたいいところが不思議と見えなくなり、だんだんと足りないところ、嫌なところばかりが目につくようになります。
そしてそれをなおす、なおさないで大きなトラブルにつながることもありますよね。
「もっともっと」と相手に求めるばかりでは、人間関係はうまくいきません。
復縁カップルは、お互いに問題があることを理解しており、相手を許容する力を身につけています。
だからこそ、お互いを許し合いながらよい夫婦関係を築いていけるんですね。
（４）過去を蒸し返さず、未来について考えている
うまくいくカップルの特徴その4は過去を蒸し返さず、未来について考えているです。
人は、自分がされた嫌なことは本当によく覚えていて、それを蒸し返してはぐちぐちと文句を言ったりしやすいものです。
別れた原因を蒸し返しては文句を言ったり、それを盾にして自分の言うことを聞かせようとするようなカップルは長続きしません。
過去は過去として、教訓程度で覚えておき、きちんと未来について考えている2人であれば、失敗を踏まえつつまた1から関係を築いていくことができるため、復縁からそのまま結婚につながりやすくなります。
（５）相手に依存しておらず、自立している
うまくいくカップルの特徴その5は相手に依存しておらず、自立しているです。
相手に幸せにしてもらおう、相手に養ってもらおう、相手に何とかしてもらおう、というふうに依存していると、関係が破綻しやすくなります。
依存する側は相手に対する要求が大きくなるし、依存される側はそれに応えきれなくなるからです。
復縁カップルは、過去にそういう経験を経て、問題を改善したのちに復縁しています。
依存されることのつらさはもちろん、依存しきった後の苦しさも理解できていることが多いです。
だからこそ、お互いが自立したカップルになっていることが多いのです。
（６）入籍日や貯金など、２人で共通の目標を持ち進んでいる
うまくいくカップルの特徴その6は入籍日や貯金など、2人で共通の目標を持ち進んでいるです。
同じ目標を持っていると、当然ながら同じ方向を向くことができます。
ここで大事なのは、どちらかが決めたものではなく、お互いに納得して決めた目標であることです。
それができるということは、きちんとお互いの意見を尊重し合い、同じ目線での話し合いができているということだからです。
これは苦しい別れを経て復縁した2人の努力のたまものでしょう。
変に不満をためることなく一緒に歩んでいくことができるので、関係が長く続きやすいのです。
（７）「相手を幸せにしたい」という気持ちをお互いに持っている
うまくいくカップルの特徴その7は「相手を幸せにしたい」という気持ちをお互いに持っているです。
一度別れたことで、相手に望むばかりではうまくいかないということを理解している復縁カップル。
相手に幸せにしてもらおう、ではなく、お互いが相手を思い合い、幸せにしたいと心から望むようになった2人であれば、当たり前のことではありますがお互いを尊重し合うことができます。
依存心も薄く、しっかり自立しているため、どちらかが疲弊してしまうことなく共に歩んでいけるのです。
そこから結婚を意識するのはごく当然と言えますよね。
（８）復縁後、より一層相手を思いやることができている
うまくいくカップルの特徴その8は復縁後、より一層相手を思いやることができているです。
復縁後にさらにいい関係にしていくためには、今までとまったく同じではダメなんです。
別れたことで大切さを痛感したのであれば、相手のことをより一層思いやり、大切にすることができるはず。
そこまで成長できていれば、そこからの関係は長続きします。
相手のことを思いやることができれば、心無いことを言ったり、嫌がるようなことをしたりすることは激減します。
その結果、この人とならずっと一緒にいてもいいかな、とお互いに思えるようになるんですね。
（９）２人の将来のために貯金をしている
うまくいくカップルの特徴その9は2人の将来のために貯金をしているです。
お互いに納得し合って、お互いのお財布からきちんと貯金をするというのは、結婚後の家計管理と同じです。
それが無理なくできているようであれば、お互いに金銭感覚が合っていると確認できるため、自然と結婚を意識するようになります。
加えて、同じ目標を持っていれば、自然と同じ方向を向いてがんばるようになります。
また、貯金をしておくことで「お金がないからあれこれできない」というトラブルや不満もなく、とてもスムーズに結婚へと進んでいけるようになります。
復縁結婚はアリ！幸せになれる要素がたくさん
復縁も難しいのに、復縁した相手と結婚なんて無理そう…と悲観しないでください。
つらい別れを経験し、復縁を経験したからこそ、絆が強まっていることも多いんです。
相手の大切さを再認識して復縁したのなら、このままずっと一緒にいられるように、よい関係を築き直していってくださいね。
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