男性の恋愛観・心理|男友達を優先するのは?マザコン?女性必見

男性と女性で異なる恋愛観や心理。

気になる男性が何を考えているのか、自分のことをどう思っているのか分からずに悩む…なんて経験はありませんか?

男性の多くは自分の気持ちを言葉で伝えたり、表情に出したりすることが苦手なため、なかなか察しづらいもの。

今回は、プロの心理カウンセラーが「男性の恋愛観・心理」について詳しくアドバイスしていきます。

恋愛傾向や男性心理が理解できると、気になる相手との恋もうまくいくはずですよ!

男性は彼女より友達を優先するのは?

彼はいつも私より男友達を優先する。それって私が一番大切じゃないってこと?」恋愛相談の中でよく聞くお話でもあります。確かに女性の立場からすると、疑問に感じることがあるかもしれませんよね。

僕が知る限り、仕事上の人間関係や同性の友人をとても大切にする男性は多いようです。特に気の合う男性同士はよくツルむという傾向があるようですね。僕自身もそうかもしれません。

また心理的に見ても、男性同士の友情といった横のつながりはとても強固なものになることが多いと言われています。それはなぜなのか?

まず、男性は女性と比べて何事も平行して物を見る生き物なんです。恋愛、仕事、友人関係、趣味…全てが感情的につながっているわけではなく、これはこれ、と分けてとらえることが得意な生き物なのですね。

だから、仕事と恋愛を同じ天秤にかけて計ることはあまりしないんです。あくまで仕事は仕事、恋愛は恋愛。だから彼女と男友達も同じ。

逆に女性は直線的に物を見ることが多いと言われています。私と仕事、どっちが大事なの、といった質問が出てきやすいのです。そのため、女性は彼にもっと大切に扱ってほしい、同じ時間を長く共有したいと思っている。一方、男性は恋と仕事を別物として扱っているので、その感覚に困惑し、時にはなぜ女性がそのようなことを言うのか、理解できないことがあるのです。

多くの恋愛のすれ違いはこのあたりに原因があるといっても過言ではないほど。

また、別の見方をしてみましょう。男性社会というのは特に競争意識が強いので、日常的にはなかなか自分の本音を話せないことが多いんですね。心理学では「ペルソナ」と呼ぶのですが、社会で生きるための自分、一つの仮面のようなものを心の中で創り、その自分を演じて生きているわけです。つまり、自分の中で「本当の自分」と「作り上げた自分」が共存しているのですね。

ただ、日常生活で「作り上げた自分」だけを使って生きていると、いつも自分を偽って生きている感覚を持ちやすくなり、息苦しさを伴ってくることが多いんです。もちろん日常生活を送るうえでは、ある種当たり前になってまったく無自覚なところでもあるんですけれど…。

特に男性は幼い頃から感情的にならないように生きろと教育されますから、この発想がとても強くなります。だからこそ、「本当の自分」でいたいという欲求に駆られるようになります。つまり本当の自分を自由に表現したくなるわけです。

そこで男性が選ぶのが、同性の仲間。気の合う仲間であれば同じ心理構造や感情を持ちやすい、共感してもらいやすいんです。そしてその関係性はとても貴重。感情的になりにくい男性の数少ない感情の吐き出し口になりますから。

だからこそ、男友達が悩んでいると、彼女や家庭よりも友だちを優先して助けに行く男性は多いんです。アイツは苦しんでいるだろう、どこにも泣き言が言えないんだろうという発想が、男友達を救いにいく使命感のように変わるんです。

逆に男友達との関係を適当にあしらうことをとても恐れます。自分の本音を話せる場所を失ってしまうことにもなりますし、大切なつながりが切れてしまうと不安になるから。

また、男性は自分の弱さを隠したがるし、弱い自分の姿を女性には見られたくないのです。女性は守るべき存在であり、弱音を話す対象になりにくい。もちろん2人の関係が深くなるほど、男性も女性に本心を語るようになるのですが、多くの場合、男性同士の中で気持ちを消化し、答えを探しているんです。これが男性が男性同士のつながりを大切にする理由の一つです。

最後に、多くの男性は「彼女と一緒にいる事実」だけで愛情を計ることをあまりしません。10年一緒にいる事実より、彼があなたに具体的な愛情を表現したことのほうに数倍意味があるのです。

つまり、彼が彼なりに一生懸命愛情表現したものを、あなたが受け取った数だけ彼は恋を意識し、愛を感じます。

逆にどれだけ長い時間一緒にいたとしても、彼の愛情表現があなたの前でぽとりと落ちるような、伝わらない関係であれば、彼の心は満たされることはなく、彼は心の中で「あなたに必要とされているのか?」と疑い始めるのだ、と覚えておいてくださいね。

“男性はみんなマザコン”ってホント?

すべての男はマザコンである。よく言われることですが、それって真実でしょうか?

マザーコンプレックスの定義にはいろいろありますが、一般的には、いい大人になっても母親に依存的である、母親への執着が強い男性、というところが共通認識でしょうか。

“男性”と限定的な表現をしましたが、マザコンの女性というのはあまり聞きませんし、結婚生活においては、妻と母親つまり姑との板挟みになりつつも、ついつい母親側に立ってしまう男性が多いことも、男はみんなマザコン説の背景にあるのかもしれませんね。

男がみんなマザコンかどうか、真偽は別にしても、多くの男性が成人後も、少なからず母親からの影響を受けているといえるのではないでしょうか。

たとえば理想のパートナーを思い浮かべるとき、やはり基準となるのは母親。ママみたいなお嫁さんがいい! とは言わないまでも、理想の母親像をパートナーに求める男性は多いのではないでしょうか。母親なんか大嫌い! という男性がいたとしても、それは半面教師的にパートナー選びに反映されるでしょうから、やはり母親の影響を受けているといえます。

マザコンに見える男性の背景には、お母さんに認めてもらいたかったり、褒めてほしかったりする男の子が隠れています。このように、男性が母親の影響を受けるのと同様に、女性もまた、パートナーに理想の父親像を求める場合があります。

極論をいえば、理想の母親、父親を求めるところからスタートし、ふたりでオリジナルの関係を築いていくことがパートナーシップな関係といえるのです。

男性はケンカしても謝らないのはなぜ?

彼って、ケンカしても絶対に自分から謝らないんです。という声をよく聞きます。

恋愛に限らず、確かに男性には、謝るのが苦手、というタイプが多いようです。謝ってはいても、全然感情が伴ってないんじゃない? という態度で余計に女性の不興を買うことも。女性が首を傾げるこんな男性の行動の背景にはどんな心理が隠れているのでしょうか。

反省し、心から謝る、ということは、自らの失敗や間違いを認めるということ。では、謝ることが苦手な男性は反省していないのか? というと必ずしもそうではなく、彼女とケンカした時の男性の心理は、たとえばこんな感じかもしれません。

彼女を怒らせてしまった…と反省。ところが、何か悪いことしたかな。いやそんなハズない。と、開き直る。

つまり、ケンカした事実に反省はしてみても、その原因が自分にあるとは認めたくないという場合があるのです。そんな態度ですから、女性から見ればまったく反省の色無し。と判断されても仕方がないのかもしれませんね。

ところが、中にはこんな男性もいます。彼女がご機嫌ナナメ。あー、何か僕がやっちゃったに違いない。ゴメン、何か悪いことした? とすぐに謝ってくるタイプ。

彼女からすると、別に怒っていないのになんで謝っているの? と逆に戸惑ってしまったり、謝るってことは何か後ろめたいことでもあるのでは? と勘ぐりたくなってしまったりすることもあるかもしれません。

この一見対照的に見えるタイプの男性ですが、実はその背景には共通の心理が働いているとしたら驚くでしょうか。

ケンカしても謝らない、逆に悪くもないのにすぐ謝る。そんな男性の中にあるのは、ヒーロー志向。ヒーロー志向というのは、悪い奴をやっつけるスーパーマンストーリーとも言われ、その心理には、いつもカッコよくありたい、というヒーロー志向と、そんな理想に反して実は自分はダメな奴なんじゃないか、という恐れが隠れている場合があるようです。

謝らないのは失敗を認めてしまうと、そんなヒーロー志向の心が傷つくから。また彼女の顔色をうかがって、すぐに謝ってしまうのは、これまでの挫折経験からヒーローであることを諦め、自信を無くしてしまっているのかもしれません。

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